モノを減らす効果
モノを減らすメリット
それは、「集中力」と「経済力」に効果が出る。
まず「集中力」
モノを減らすというと、ちょくちょく見かける「断捨離」を思い浮かべると思う人も少なくないはず。
断捨離というと、少し堅苦しい言葉に見えるし難しそうであるが、シンプルに見れば
「断つ、捨てる、離す」ということだ。
おっとそれたね。「集中力」と「モノが少ない」って関係あるの?
あるんです。
人間は朝起きた瞬間から
「何しようかな」「まだ寝ようかな」「今日は何を着ようかな」
等々、思考錯誤している。
実はこれエネルギーを使用しているのだ。そう、エネルギー。
エネルギーが足りなくなると、脳が回らなくなる。
身近でいえば、
「仕事していたらもう少しでお昼前だけどおなかが減る」とか
「勉強してたら、めちゃめちゃ腹が減る」とかだ。
そうすると我々は、ごはん食べたり、うどん食べたり、パン食べたり。(ここでは省略)
そうしてエネルギーを補給している。つまり糖質を吸収しているわけだ。これも集中力に関係してくるのだ。
朝起きた時点で「あれもこれも」と思考するだけで、脳は「決定疲れ」を起こしている。
これはもう文字通りだ。
いわゆる体力ゲージなわけ。スタミナだ。
これをいかに減らさないでおけるか、これのゲージが高いほど、集中力が保てるし、アイデアは発想にエネルギーを注げる。
ここで「モノを減らす」ということを行うことで、
「今日はこれを着よう」
「今日はこの本を読む」
「今日はこれを食べよう」
「今日はこの勉強を進めよう」
と選択肢を狭めることができる。
これは、その人の状況にもよるが、基本的に何かと疲れやすい人や、部屋が汚い人、なんかスッキリしない人はまず、モノを減らそう。捨てよう。あげよう。売ってしまおう。
選択肢が少ないほど、人間は選びやすく、そして後悔しづらい。
選択肢がたくさんあればあるほど、それは確かに自由度が高まる。
そのためが故に、「どれも選択がよすぎて、選べないよお」と苦しめてしまう。
その選んでる数分間にエネルギーを消費している。
「数分間という大事な時間」と「集中力」がこれにより減らされてしまう。
そして2点目の「経済力」
え?減らして経済力に関係するの?逆じゃね?って?
減らすというと、上記にもほんの少し書いたが「売る」ということがある。
メルカリ、ヤフオク、ジモティー、Amazon、その他もろもろ、売る手段はたくさんある。
すべてをすべて売れ とは言っていない。
ただ「お気に入りだけ残す」ことで、毎日自分がハッピーな気持ちで服を着れる。
お気に入りだけになるとどうなるか。
そうすると無駄遣いが減る。
安い高いの話ではない。「お気に入り」の話だ。
「自分がこれなんだ」という意思決定力も付くので、ショッピングをする際にも「今は着ないなー」って少し落ち着くことが出来る。
僕の場合、メルカリにとにかく何でも出品してみた。そう、「試してみた」のだ。
「売ろう!」というモノをもちろんあった。
しかし、それだけなく「ゴミ収集日の前まで、出品してみるか」と試しに本当にガラクタ、部品欠けてる、機能しない、ホコリまみれ。そんなものを出品してみた。
すると、売れる!(笑)
「ガラクタ」とは書いたが、そうなのである、それは「僕の目線」である。
「他人の目線」からすると、「今、必要なもの」や「ほしいもの」でもある可能性があるのである。
有難い世の中だ。
そして、「経済力」の続き。
それは、モノが減ることで掃除がしやすくなる。そしてシンプルな気持ちで「あー、気持ちい」とスッキリする。
掃除機かけるときに、床にモノがあるだけでも「ムッ!」となる。この時点で決定疲れもストレスも生じている。
しかし、人々は意外とそんなくだらない事と決めつけて、そのままにしている。
そして、大事な日や忙しい日に限って「掃除だる!」と使わなくてもいい体力と時間を消費している。
身体にも心にも健康になることで「病院代」や「掃除する時間」を減らすことが出来る。
ちなみに僕も昔は部屋が汚かった。掃除なんて概念が無かった。
だからしょっちゅうのようにクシャミ、鼻水、目がかゆい、体が痒い、喘息、鼻つまり等々。
そりゃそうだ。空気も入れ替えない、窓しめっぱ、服が乱雑に投げてある、掃除機もかけない、そんな生活だ。
ダニや、ハウスダストたちにとって、この上記の条件は
「とても最高な生息地」となる(笑)
今では、本当にこれといって、目立つような病気になっていない。
とりあえず、こんな感じだ。ババーっと書いた。