諸行無常マンの変化ブログ

完璧主義者だった人間がモノゴトヒトを捨てたり手放したりして変化した記録

今こそ手放しをしよう。脳が活性化して取捨選択能力も高まる。

昨日、土曜日に僕の父親がいきなり活気あふれてモノの手放しを開始させた。

 

ぼくは今、実家に住まわせていただいており、家事代行のような感じで日々家事を行っている。

 

僕の部屋はほぼモノがない。

 

あるのはバックパック2つ分と、小さいリュック、布団と折り畳み机、ダンベル。

 

これだけ。

 

洋服もユニクロのドライEXのシャツを5,6枚程度だ。

 

そして父親は根っからの昭和気質。

 

家事もやらず、食事の準備もせず、まるでホテル生活。

 

服を洗濯機に投げれば、ピカピカになるし、開封したAmazonのダンボール箱もそこらへんに投げておけば、畳まれて資源ごみの日に出ていくし、食事もテーブルで待機していれば提供されて、空になった皿を机においておけば片づけられてピカピカになる。

 

こんな感じ。

 

これは愚痴とか文句ではなく、事実。

 

そしてそこで、自分の部屋だけでなく家族の部屋も綺麗にしてる僕。

 

それが通じたのか、

 

「このハンガーラックを移動させたい、手伝ってほしい」とのこと。

 

もちろん、僕は手伝う。

 

何が言いたいかというと、

 

「本人が自覚する」ということ。

 

めっちゃゴキブリの死骸とか、ハウスダスト、汚れ、ホコリ、ダニ、そういうのが

「うわ!」と思ったとき、感じたとき、

 

人は初めて、動く。

 

そして昨日、父母の部屋はとても広くなった。

 

ゴミ袋には合計10万円はいくであろうユニクロ等の服でパンパンとなった。

 

そして日曜日の今日。

 

またもや父親が暴れている。

 

次は、モノ置きと化していた押し入れを意気揚々に開拓している。

 

めっちゃホコリがやばい。僕が吸ったら気管支喘息で点滴することになる。

 

てことで、手伝う。

 

そして、またもや少し綺麗になる。

 

本当にこれだけ。10分程度。20分程度。

 

そして過去のアルバムが大量に見つかり、父母はそれを今、楽しそうに思い出しながら語り合っている。

 

何が言いたいかというと、

 

やることが無かったり、なにかパっとしないときは、

 

「モノを手放そう」

「捨てよう」

ということ。

 

ぼくも既に9割ほど捨ててきたので、もはや手放すものがない。減らそうと思えば、机とかダンベルも手放せるが、それは日常で触る回数が多いので、もはや日常だ。

 

だけど、そうやってモノを手放していると、

 

大事なものに気付けるわけだ。

 

アルバムも、ずーーーーーっと、

 

眠っていた。

 

不思議じゃないか?

 

大事とはいいつつ、ダニや埃まみれになっているんだもの。

 

手元に置いておけば、すぐに開けて楽しい気持ちになるものが、奥底に眠ってる。

 

なんて「もったいない」んだろう。

 

そしてそうやって取捨選択をすることによって、

 

記憶がよみがえったりする。つまり「脳の情報が繋がる」。

 

これだけで脳が活性化したり、幸せな気持ちが脳内で分泌されるわけだ。

 

別に今から死ぬ気で筋トレをしよう!とは言ってない。

 

なのに、脳内では気持ちよくなったら充足感が芽生えるわけだ。

 

そしてそれだけでなくて、取捨選択能力も高まる。

 

ストレスや不安が募ると人間の脳はそれを解消したくて、お金を使いたくなる。

 

もちろん、スポーツとかできればそれが解消されて節約にもつながるわけだ。

 

だけど、今の時期、外に出ても、人と会えない。

 

そこで取捨選択が問われる。

 

「果たして、今この時期に、100万円の無駄な買い物をするべき?」

「100万円を生活費に充てれば、当分生き延びれるよな」

みたいに冷静に考えて、日々の生活に使えるわけだ。

 

モノの手放しをしていると、それが自然に身につく。

 

「これって、、、ただのゴミやん」

「こ、これは!今メルカリで高く売れるヤツやん!」

みたいな感じ。

 

特に先述した
「総額10万円くらいするユニクロの洋服」も、

 

やはりもはや穴があいてたり、特に白い色のものは黄ばみが凄いことになっていた。

 

これも少し早い時期に手を付けてれば、

 

メルカリに売れたりするわけだ。

 

これこそ取捨選択であり、判断が大事なわけだ。

 

まぁそんなわけで、日々、家の空気がうまくなってきて、幸福度が増してるという感じです。

 

僕の部屋も、何もないので、窓を開ければ、もはや外を変わらない空気感になるので、近所を歩いたあとは、部屋でトレーニングしたり読書をしたりしています。

 

モノを手放すってのは、勇気がいる。

 

でもそれこそ諸行無常なんだよね。

 

なぜなら「明日にはまた好きな洋服」と出会えるかもしれない。

 

現状維持というのは、実は存在していなくて、それこそ洋服もそうだけど、必ず劣化したり繊維がほどけたり、ニオイがしみ込んだりしている。

 

つまりは、現状維持じゃなくて劣化するか、向上し続けるか。

 

部屋を綺麗にすれば空気がうまくなって、脳内が喜ぶ。

それによって、集中力が増したり、余計なノイズが入らなくなりやりたいことが見えてくる。

だから向上する。

 

ずっと脳内が嫌な事とか、後回しにしてること、ノイズだらけだと、やりたい事に手が付かなくて、なにかしたらストレスがたまっている。

現状維持とは言いつつも、ストレスを消すためにまた無駄な消費をして時間とお金を失う。

 

てことで、おしまい。

 

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。